「自ら何かをしよう」とする意欲を引き出すために
こんにちはスワンメディカルケア広報担当の播磨です。
いつもblogを読んで頂きありがとうございます。
人は誰でも、社交性に対する欲求を持っています。
外の空気を吸い、誰かと会い、その人に見られるためにお洒落をしたりする。
これを叶えようとすることは、社会的動物である人間の本能に近いと言えます。
そのリズムが狂ってしまえば、感性や理性の働きが鈍ってしまうのは当然の事です。
この点を考えたとき、本人にとっての「気分転換」の機会を提供していくことは、生活の質を向上させるうえで極めて重要なポイントと言えます。
介護というと、その人の様々な行動をすることがまず頭に浮かびます。
この場合、「行動を支援する」とは、広い意味では、「その人が自ら何かをしよう」とする気持ちを引き出すことも含まれます。
「気分転換」の機会を作るのは、まさにその一つと言えます。
介護保険では、訪問介護の「散歩介助」がサービスに含まれるのかどうかが、いまだに議論の対象となっています。
しかし、「気分転換」の重要性を考えれば、立派な自立支援の一つであることは間違いはありません。
これからの介護職として、特に意識したい点です。
本日もblogを読んで頂きありがとうございました。