プロとしての仕事
こんにちはスワンメディカルケア広報担当の播磨です。
いつもblogを読んで頂きありがとうございます。
高齢化を支える介護人材の不足が深刻さを増しています。
仕事を探す人に対する求人率を表す2017年度の有効求人倍率は介護職で3.6倍と全体の1.4倍を上回りました。
今後もニーズが増すため、厚生労働省は16年度に190万人の介護人材を25年度までに55万人増やす必要があると見込んでいます。
介護職が不足する理由としてよく挙げられるのが賃金の低さです。
福祉施設の介護職員の月給は23万円と全産業平均の約3分の2にとどまります。
介護職は公的な保険制度で賃金水準が決まる側面が大きく、賃上げには国民が払う保険料や税金で原資を確保しなければなりません。
介護職の皆様はどう思われているのでしょう。
離職の理由としては
①職場の人間関係
②職場の運営方針
③給与面の不満
④専門性が発揮できない
⑤将来の見通しがない
などです。
これからは特別な技能が必要な認知症の人への支援など、専門性を発揮できるよう、継続的な教育の機会を与えていく必要があると思います。
介護に関わるのはプロばかりでなく、無償で家族を介護する人もいます。
ドイツでは、家族らの介護を一定以上担う人には現金などを支給する仕組みもあります。
我々プロは介護者の生活を助けるだけでなく、介護の貴重さを社会に周知させることも仕事の一つだと思います。
プロとしてこれからも地域のお役に立てるよう活動していきます。
本日もblogを読んで頂きありがとうございました。