予防は「夢のまた夢」?
こんにちはスワンメディカルケア広報担当の播磨です。
いつもblogを読んで頂きありがとうございます。
アルツハイマー病の原因は各国の研究者が心血を注ぐが、いまだに分かっていません。
全体の6割程度とみられているアルツハイマー型の治療薬は、原因と推定されているたんぱく質が脳内に「ゴミ」として蓄積しないようにして発症や進行を防ぐことを狙っています。
2000年以降、製薬会社は治療薬の開発にやく65兆円以上投じてきましたが、予防には結びついていません。
日本では認知症役として承認されている薬もフランスでは承認されていない薬もあります。
前回も書かせて頂きましたが、政府は5月に認知症対策の大綱の素案段階で「70代で認知症の人の割合を10年間で1割減らす」という数値目標を掲げました。
だが「予防法は確立していない」「発症した人が責められる」など懸念が噴出したため、6月に決定した大綱では「参考値」にとどめました。
今後、注目されるのは早期診断です。
国立がん研究センターと国立長寿医療研究センターは、血液でがんの早期発見を目指して「マイクロRNA 」を測る手法がアルツハイマー型、脳血管性などほとんどの認知症の発症を予測できることを見つけました。
早期から対応できれば、生活習慣病が原因となる「防げるはずの認知症を防ぐ」ことも現実味を帯びてきますね。
本日もblogを読んで頂きありがとうございました。