2018年1月14日
冬場は要注意!!!こむら返り
おはようございます。スワンメディカルケア広報担当の播磨です。
本日は健康編として、ふくらはぎの筋肉が急に痙攣して強く痛むこむら返りについて書かせて頂きます。
冷える冬場は特におこりやすい。原因は様々ですが、頻繁に繰り返す時には病気が潜んでいることもあります。
対処法や予防法、受診の目安も知っておきましょう。
筋肉には過剰な伸長やや収縮による損傷を防ぐ2つのセンサーがあると言われています。
伸びすぎを調整するのが筋紡錘、縮みすぎを調整するのが健紡錘。このうちの健紡錘の動きが悪くなると筋肉が異常に収縮して痙攣が起こります。
いくつかの原因が考えられますが1つはミネラルバランスの崩れ。筋肉の収縮や神経の伝達に関連するカルシウムやカリウム、この2つのミネラルの動きを調整するマグネシウム不足の影響が特に大きいと言われています。
他には発汗などによる脱水、冷えなどによる血行不良、筋肉の衰えや疲労も原因になります。利尿剤や降圧剤など薬剤が原因の場合もあります。
こむら返りが起きたら慌てず、つま先を身体の方にゆっくりと引き寄せて、アキレス腱を伸ばして下さい。足の筋肉のマッサージや、足の指を大きく曲げ伸ばしするストレッチなどを習慣にすると予防にもなります。
ミネラルを多く含む食品を取ることも有効です。
マグネシウム
素干しワカメ
スルメ
ナッツ類
カルシウム
牛乳
チーズ
木綿豆腐
カリウム
バナナ
キウイ
納豆
漢方薬などでは芍薬甘草湯などが有効です。
こむら返りが日常生活に支障を来すほど頻繁に起こったり、長く続いたり、首や肩など足以外の筋肉が痙攣を起こしたりする時は、糖尿病や動脈硬化などの病気が隠れている可能性もあるので、気になるのであれば、循環器科や神経内科、整形外科などを受診して下さい。
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