預金が引き出せない!!!
こんにちはスワンメディカルケア広報担当の播磨です。
いつもblogを読んで頂きありがとうございます。
第一生命経済研究所の試算では、認知症患者が保有する金融資産は2030年度に現在の約1.5倍の200兆円に達します。
横領を警戒する銀行は認知症患者の口座を凍結してしまうので、このままだと使われずに「塩漬け状態」になる資産が膨れ上がりかねません。
認知症などで判断能力が低下した高齢者の財産を守る後見人制度は、こうした問題の解決策の一つです。
だが今の制度は使い勝手が悪く、その現場は綱渡りの連続です。
複数の金融機関に口座を持つ高齢者が亡くなる場合に備えて資産を集約しておこうにも「本人ではない」と取り合ってくれない金融機関もあります。
生活資金が底をつきそうになり、自宅を売却して資金を確保しなければならないケースもあるが、不動産の売却も一筋縄ではいきません。
意思確認ができない高齢者の資産が塩漬けになれば、本来、事業や投資に回るはずの土地やお金が生かされません。
それは日本経済の重荷になっていくでしょう。
認知症が急増する高齢社会。
お金に関わる新たな課題が次々と浮き彫りになってきますね。
本日もblogを読んで頂きありがとうございました。