高血圧⑬食物繊維、ルチン
こんにちはスワンメディカルケア広報担当の播磨です。
いつもblogを読んで頂きありがとうございます。
前回まではカリウム、カルシウム、マグネシウム、たんぱく質、タウリンについて書かせて頂きました。
血管や筋肉にこれらの栄養素がいかに重要かを書かせて頂きました。
私も先日44歳になり回復力が格段に低下しています。
日々食事に気を付けてすごしたいと記事を書いていて思いました。
今回は最後の栄養素になるのですが、食物繊維とルチンです。
食物繊維は、腸を通るときに有害な物質を吸着して体外に排泄する働きがあります。
また、フラボノイド化合物の仲間であるルチンは、毛細血管を強化する働きを持っているとされています。
食物繊維は腸内環境を整え、余分な糖質やコレステロールの吸収を防ぎ、高血糖や高血圧症を予防する。
ルチンは変形性関節症を改善し、出血性の疾患を予防します。そして心疾患も予防します。
食物繊維は、人間の消化酵素では消化できません。
栄養にはなりませんが、腸内の余分な糖質や脂質を体外に運び出す働きがあり、生活習慣病の予防や改善に役立つ成分です。
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があり、水溶性の食物繊維はおもに余分な糖質、脂質、ナトリウムの排泄を促し、不溶性の食物繊維は腸の動きを活発にして便秘を予防します。
水溶性の食物繊維を多く含んでいるのは、モロヘイヤ、ひじき、切り干し大根などです。
キノコ類にも食物繊維は豊富で、しいたけ特有の食物繊維エリタデニンはナトリウムやコレステロールの排泄を促します。
ルチンが含まれる代表的な食品はトマトやアスパラガス、そばなどになります。
そばに特有のポリフェノールであるルチンには、ビタミンCの働きを助けて血管の健康を高め、高血圧を改善する効能があります。
⑨から⑬までは高血圧に必要な栄養素と、その栄養素が多く含まれる食品について書かせて頂きました。
ただ振り返って記事を読み返してみると、高血圧だからではなく、日々、日常から気を付けなければならない食品群なのかなと思います。
次回は塩分と外食について書かせて頂きます。
本日もblogを読んで頂きありがとうございます。
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