高齢者の高齢化、最も深刻
こんにちはスワンメディカルケア広報担当の播磨です。
いつもblogを読んで頂きありがとうございます。
日本社会全体でみると、今後直面する高齢化問題の主眼は、高齢者の「数」の増加への対応ではなく、急速に進む「働き手の不足」と「高齢者の高齢化」への対応である。
我が国の15~64歳人口は、15年の7629万人から40年には5711万人と、働き手は25年間で25%も減少します。
一方、65歳以上人口は15年の3347万人から40年には3809万人と14%増えます。
高齢者は確かに増えるが、多くの人が想像するほどの激増ではないかもしれない。
しかし高齢者の「数」の増加以上に高齢化問題を深刻にしているのが「高齢者の高齢化」だ。
その影響を考えてみましょう。
介護保険施設に現在入居している人の割合は、65~74歳が100人中4人、75歳~84歳が23人、85歳以上が117人です。
65~74歳と比べて、75~84歳は約6倍、85歳以上は約30倍も施設に入所しています。
この数値を基に日本全体の高齢者施設の必要ベッド数を推計すると、40年には15年の1.7倍となります。
今後25年間で高齢者人口は14%しか増えなくても、高齢者の高齢化の影響はこれほど大きいのです。
本日もblogを読んで頂きありがとうございました。