2018年3月14日
免許返納、健康リスクも
こんにちはスワンメディカルケア広報担当の播磨です。
もう桜がちらほらと咲いてきましたね。
この季節は出逢いもあり、別れもありでバタバタしてしまいます。
高齢者の免許返納はご存知でしょうか?
ドライバーを卒業する高齢者が急増しています。
75歳以上で運転免許証を自主返納した人は2017年に約25万人。
前年から1.5倍に増えました。
まずは返納増加の背景にある交通事故のデータを見てみましょう。
75歳以上の免許保有者は540万人と過去10年で1.9倍に増えました。
これに伴い死亡事故に占める75歳以上の割合も10年前の8%から13%に増えました。
免許保有者10万人当たりの死亡事故件数は75歳以上が75歳未満の2倍以上です。
これだけ見ると、単純に高齢者は危ないという結果になります。
しかし本当に危険なのは能力が衰えているのに自信過剰なドライバーですが、そのような人達が返納に応じる可能性は低いでしょう。
それと面白いデータなのですが、運転をやめる事が健康を損なうリスクも指摘されています。
国立長寿医療研究センターによる65歳以上への調査結果では運転をやめた人が要介護状態になる危険性は運転を続けている人の約8倍に達しました。
本日もblogを読んで頂きありがとうございました。
素敵な1日をお過ごし下さい。