認知症予防
こんにちはスワンメディカルケア広報担当の播磨です。
カレーを食べると認知症予防効果があるらしい
カレーを食べよう。いや、もっと正確にいえば、カレー粉にふくまれているターメリックを食べよう。
科学的な手法で得られたまっとうな研究により、やっぱり、というかついに、ターメリックの有効成分であるクルクミンが認知症予防に役立つと立証されたそうだ。
日本では「鬱金(ウコン)」の名で古くから漢方薬として親しまれ、ガン抑制、コレステロール値の抑制、認知症予防、鎮痛鎮静…などなど、数多くの効能があるといわれてきた。が、あくまでそう信じられてきただけであり、クルクミンが体内でどのような化学反応をおこし、患部にどのように作用するかは知られていなかった。
2017年10月に発表されたアメリカの研究でも、クルクミンの化学反応など詳しい作用については言及されていない。どうやらクルクミンは化学的に不安定で、実験ではその効能を正確に量ることがむずかしいようだ。
それでも18カ月に渡る臨床実験では、50~90歳の被験者40人が毎日90ミリグラムずつのクルクミンを2回飲用し続けた結果、記憶力と集中力の向上が確認されたほか、気分の高揚も認められた。
さらに、アルツハイマー病の引き金とされているアミロイドβタンパク質の発生も抑えられたという。主任研究者によれば、クルクミンが脳内の炎症を抑える働きをするために、アルツハイマー病やうつ病の予防になると考えられるそうだ。
しかしこの研究のような効果を期待するには、かなりの量のカレーを毎日食べ続けなければいけないようだ。具体的には、3グラム(約小さじ一杯分)のターメリックを毎日2回の食事に取り入れなければいけない。 クルクミンは科学的に不安定なことに加えて胃と腸内ですぐ代謝されてしまうため、食事からはごく少量のクルクミンしか体内に吸収されないとの報告もあるそうだ。
筋金入りのカレー好きでなければ至難の業だが、献立に迷ったら、できるだけカレーを選択するだけでも気持ち的な効果があるかもしれない。
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