介護費の膨張
こんにちはスワンメディカルケア広報担当の播磨です。
いつもblogを読んで頂きありがとうございます。
もう何度も書いているのですが、65歳以上の高齢者が支払う介護保険料の額が今年4月、全国平均で5869円になりました。
介護保険制度が出来た2000年度に比べ、2倍の水準です。
これから高齢化は進み、介護が必要な人は増えます。
介護費用が膨らむのに任せていれば、保険料は上昇するばかりです。
今後の見通しも厳しく、厚生労働省の推計では、人数の多い団塊の世代が全員75歳以上になる25年度には保険料は約7200円になります。
40年度には約9200円です。
これだけの額が年金から天引きされることになると、高齢世帯の生活への影響は大きいでしょう。
介護費用の増加ペースは医療、年金に比べても大きい。
税も当然投入されますが、経済成長を著しく上回って増加し続ければ、制度の持続可能性を損ないかねません。
伸びの抑制は不可欠でしょう。
介護予防の取り組みで健康寿命を延ばし、できるだけ介護が必要にならないようにすることも欠かせません。
過度な利用がないかのチェックすることも重要です。
保険料を払う年齢を、現在の40歳以上から20歳以上に引き上げる方法もあります。
幅広い層が担うことで一人一人の負担は軽くなります。
介護保険制度は、高齢者の暮らしにはなくてはならないものです。
だからこそ、どの世代も納得できる取り組みや施策が今後必要になるでしょう。
本日もblogを読んで頂きありがとうございました。